「アパート探しはインターネットで」が主流になってきましたが、「人生初のひとり暮らし」をする大学生の部屋選びでは、可能な限り実際に足を運んで物件や周辺環境を確かめることをお勧めします。建物や設備だけでなく、周辺の環境や街の雰囲気などを感じ、そこで暮らす自分をイメージして引越までの心の準備をすることが重要です。
それでも、様々な事情でどうしても直接来られない方には、電話やメールでのご紹介や郵送での契約にも、生協では対応しています。
22年度新入生がお部屋を決めた時期
11月から翌年1月までに決めているのは推薦受験者です。コロナ以前は11月中に決める方が2割を超えていました。指定校推薦の場合、受験時点でほぼ合格が確実なので、入試前日・当日に保護者が同行し、試験の前後でお部屋を探して年内に決める方が多いのですが、秋以降コロナウイルス感染者増の影響で、推薦入試面接がオンライン化したり書類選考のみとなった学部もあり、来札機会がなかった為、12月の合格発表後が多くなりました。
国立や他私大併願の方はそちらの結果が出てから行動するため、3月の比率が高くなります。生協では11月の推薦入試の前日から受付体制をとっています。
昨年は感染予防対策としてお部屋紹介については密を避けるため、完全予約制での対応とさせていただきました。
近年推薦合格者は大多数が年内にお部屋を決めています。
センター・一般受験の方
2月下旬の合格発表から3月4日頃までにお部屋を決めましょう。3月5日~8日にかけて国立大学の前期合格が発表されます。この結果を受けて入学決定した人が部屋探しにきますので、その前に行動するのがお勧めです。昨年はこのタイミングで道央圏が大雪となったため2月の比率が下がっていましたが、やはりこのタイミングが有利です。
「国立後期など,併願他大学の結果が出る前に、仮予約は出来ますか?」
よくいただくご質問ですが、基本的には難しいとお考え下さい。
物件オーナーや管理会社から見れば、未契約で予約確保した部屋が3月後半にキャンセルされてしまうと、翌年まで空室となるリスクが生じるので、そうした仮予約は受てくれません。待っている間に他の入居希望者が現れれば、当然そちらが優先されます。
複数大学を併願する場合、第1志望大学の結果が出た後に部屋探しをするしかありません。
「遅くなると良い部屋が残っていない」と思われるかもしれませんが、逆に社会人の転勤などで3月後半に新たな空室が出てくるのも事実です。
お部屋探しの流れ
1. 札幌に行く日を決めて学園生協にお知らせ下さい
こちらの営業カレンダーをご確認の上、日程を決めてご予約下さい。
電話:011-811-8689
FAX:011-842-7053
2. 当日
あらかじめこのサイトを見て希望の物件をリストアップしていただければ、すぐにクルマで物件内覧にご案内します。当日の所要時間は3~4時間です。当日現金や印鑑などは不要ですが、部屋を決めて入居申込する場合、合格を証明する書類=合格通知のコピー(推薦受験の場合は発表後に提出で問題ありません)や、本人や保護者の公的身分証明書(健康保険証や運転免許証)が、物件によって必要になる場合がありますのでご持参下さい。
下宿や学生会館など、オーナーと直接契約となる物件もあります。
3.後日
契約手続きは郵送のやり取りで行います。また、契約に必要な借家人賠償保険や学園生協への加入手続き書類は、合格発表の2日後にご実家にお送りします。
4.お引っ越し・鍵のお渡し
学園大・商科大とも入学式が4月の2日・3日と早いので、3月中に引越をされる方が多いです。物件によりますが、早期入居出来る物件なら3月中旬に鍵を受け取り、一旦荷物を運んで翌週末から生活を開始、というパターンが多くなっています。