1. トップページ
  2. 検定試験ご案内
  3. 日本語漢字能力検定(漢検)

日本語漢字能力検定(漢検)

1992年開始、小学生から社会人まで年間200万人が受験しています。新卒採用の評価指標として活用している企業もあります。
認定団体:公益財団法人日本漢字能力検定協会

ポイント1
就活のあらゆるシーンで活躍!
漢検を「味方」に

就職活動で手書きのエントリーシートを書く機会が増えているって、知っていますか? そんなときに漢字が書けなかったり間違っていたりすると、自分自身が恥ずかしい思いをするだけでなく、マイナスの印象・評価につながることにもなりかねません。
漢検で漢字能力を身につけることで、筆記試験での書取問題などにも自信を持って取り組めます。

  • エントリーシート記入時の「味方」に
    エントリーシートでは、自分の言葉で志望動機を伝えなくてはなりません。
    漢検合格の豊富な語彙力を使って端的かつ説得力のある志望動機を表現しましょう。
  • 面接時の「味方」に
    企業は「がんばる力」を持つ人を求めています。
    学生時代、資格検定に向けて努力した経験は、あなたの頑張った証しの1つとして、面接時に前向きな姿勢をアピールできます。
  • 一般常識問題で「味方」に
    多くの採用試験で実施されるSPIや常識問題などでは、漢字の読み書き問題も高い頻度で出題されます。
    事前に十分な漢字能力を身につけていれば、余裕を持って対応できます。
  • スマホのない環境で「味方」に
    会社説明会後に手書きのエントリーシートを書く場合なども。
    スマホが使えない時でも漢検合格の実力があれば、送り仮名や同音異義語なども自信を持って書くことができます。

ポイント2
実はこんなに評価されている!
漢検取得者の「味方」に!
新卒採用に漢検を活用する企業が増加中!

当協会が東証一部・二部上場企業、大証一部・二部上場企業2,334社を対象に調査を行った結果539社から回答をいただきました。その結果、453社が漢検を新卒採用の評価指標として活用していることがわかりました。
「言語力」だけではなく、「目標に向かって学ぶ意欲」を測る指標として活用されています。

ポイント3
人間的魅力を養い、成長できる自分磨きに 
漢検は「社会人」の証し

漢検で身につけた社会で通用する漢字能力と何事にも前向きな姿勢。それをベースに社会経験を積み重ねていくことにより自信と安定感をもたらし、社会人基礎力(社会人として必要な力や人間的な魅力)を養うことができます。それは将来、あなたに豊かな人生をもたらしてくれることでしょう。仕事に趣味に、将来、漢検をどう生かすかはあなた次第です。
じっくりと漢検とつきあってみてください。決して損はしませんよ。

各級の出題内容と審査基準

準2級

レベル(対象漢字数) 高校在学程度(1940字)
主な出題内容 漢字の読み、漢字の書取、部首・部首名、送り仮名、対義語・類義語、同音・同訓異字、誤字訂正、四字熟語、熟語の構成
程度 常用漢字のうち1940字を理解し、文章の中で適切に使える。
審査基準
読むことと書くこと
1940字の漢字の読み書きを習得し、文章の中で適切に使える。
  • ・音読みと訓読みとを正しく理解していること
  • ・送り仮名や仮名遣いに注意して正しく書けること
  • ・熟語の構成を正しく理解していること
  • ・熟字訓、当て字を理解していること(硫黄/いおう、相撲/すもう など)
  • ・対義語、類義語、同音・同訓異字を正しく理解していること
四字熟語
典拠のある四字熟語を理解している(驚天動地、孤立無援 など)。
部首
部首を識別し、漢字の構成と意味を理解している。

2級

レベル(対象漢字数) 高校卒業・大学・一般程度(2136字) ※常用漢字がすべて読み書き活用できるレベル
主な出題内容 漢字の読み、漢字の書取、部首・部首名、送り仮名、対義語・類義語、同音・同訓異字、誤字訂正、四字熟語、熟語の構成
程度 すべての常用漢字を理解し、文章の中で適切に使える。
審査基準
読むことと書くこと
すべての常用漢字の読み書きに習熟し、文章の中で適切に使える。
  • ・音読みと訓読みとを正しく理解していること
  • ・送り仮名や仮名遣いに注意して正しく書けること
  • ・熟語の構成を正しく理解していること
  • ・熟字訓、当て字を理解していること(海女/あま、玄人/くろうと など)
  • ・対義語、類義語、同音・同訓異字を正しく理解していること
四字熟語
典拠のある四字熟語を理解している(鶏口牛後、呉越同舟 など)。
部首
部首を識別し、漢字の構成と意味を理解している。

準1級

レベル(対象漢字数) 大学・一般程度(約3000字) ※公開会場でのみ実施
主な出題内容 漢字の読み、漢字の書取、故事・諺、対義語・類義語、同音・同訓異字、誤字訂正、四字熟語
程度 常用漢字を含めて、約3000字の漢字(JIS第一水準を目安とする)の音・訓を理解し、文章の中で適切に使える。
審査基準
読むことと書くこと
常用漢字の音・訓を含めて、約3000字の漢字の読み書きに慣れ、文章の中で適切に使える。
  • ・熟字訓、当て字を理解していること
  • ・対義語、類義語、同音・同訓異字などを理解していること
  • ・国字を理解していること(峠、凧、畠 など)
  • ・複数の漢字表記について理解していること(國―国、交叉―交差 など)
四字熟語
典拠のある四字熟語、故事成語・諺を正しく理解している。
部首
古典的文章の中での漢字・漢語を理解している。

1級

レベル(対象漢字数) 大学・一般程度(約6000字) ※公開会場でのみ実施
主な出題内容 漢字の読み、漢字の書取、故事・諺、対義語・類義語、同音・同訓異字、誤字訂正、四字熟語
程度 常用漢字を含めて、約6000字の漢字(JIS第一・第二水準を目安とする)の音・訓を理解し、文章の中で適切に使える。
審査基準
読むことと書くこと
常用漢字の音・訓を含めて、約6000字の漢字の読み書きに慣れ、文章の中で適切に使える。
  • ・熟字訓、当て字を理解していること
  • ・対義語、類義語、同音・同訓異字などを理解していること
  • ・国字を理解していること(怺える、毟る など)
  • ・地名・国名などの漢字表記(当て字の一種)を知っていること
  • ・複数の漢字表記について理解していること(鹽―塩、颱風―台風 など)
四字熟語
典拠のある四字熟語、故事成語・諺を正しく理解している。
部首
古典的文章の中での漢字・漢語を理解している。