今年の夏休み、どうする!?

「ガクチカ」を貯める

大学3年の後半から始まる就職活動で、必ず問われる「ガクチカ」=「学生時代に力を入れたことは何ですか？」。

この問いへの答えとして「バイト」や「部活・サークル」は誰にでもある凡庸な回答。それ以外をどれだけ語れるかは、大学1～2年の、特に夏休み・春休みに何をするかが重要です。

 

大学2年の終わりまでに,
いくつ新しいチャレンジができるか

大学生活は4年間ですが、3年生夏以降は就職活動が本格化します。

「大学2年の終わりまでの期間をどう過ごすかが、その後の大学生活や人生に大きな影響を与える」ということが、様々な研究から明らかになっています。

大学生の特権は、高校までより遥かに長い夏休みと春休みがある事です。2年生終わりの春休みまでの4回のチャンス。あなたにはあと何回ありますか？

この期間を、成り行きに任せバイトや遊びで浪費しないためには、計画が必要です。

7月に入ると学部の期末試験やレポートがあります。それに集中した結果、何の計画も無いまま夏休みに突入してしまうと、意義のある夏休みに出来ません。だから今なのです。

 

今年の夏休みに何をするか!?

-自動車免許取得

　結構多いのが「自動車免許取得」です。大学3年になる前にとっておきたい資格ですが、夏休み・春休みは学生が集中するので混雑し、思うように教習が進まず日数がかかります。貴重な休みをそれに費やすよりは、通常の学期中に3ヵ月くらいかけてとる方が負担は軽いと思います。

-資格取得

　主要な資格は学園大・商科大キャリア支援センター主催の学内講座で学べますが、多くがオンデマンド受講方式となっています。だから夏休み・春休みというよりは、検定試験日から逆算で始める事になります。国家資格は試験日が年1回、11月に多いので、秋からはじめて翌年の試験合格を目指すスケジュールとなるでしょう。

-旅行・留学

　テーマパークに行ったりライブやフェスに行く旅行もいいでしょう。それとは別に「ガクチカ」につながるような「目的のある旅行や留学」をする上で夏・春休みは重要なチャンスです。

 

グローバル体験としての海外留学

円安の影響でコスト高ではありますが、コロナでどこにも行けなかった先輩からすれば「行けるときに行っとけ!!」がアドバイスと思います。この先、次のパンデミックも無いとは言い切れないので。

2年生以上でも留学経験のない人も多いでしょう。ひと口に留学といっても、様々な種類があります。

 

【語学研修】

春休み・夏休みの一部を利用して、英語学習を目的に、海外の大学や語学スクールに通うものが一般的。

日本人もまわりに多く、初めて行く留学に向いています。期間も数日から数週間まで色々あります。ホームステイや寮・ホテル泊などを組み合わせるものもあります。G’booKs旅行カウンターにパンフレットがあります。

語学留学経験者の先輩達に共通する感想があります。

「もっと英語を話せるようになりたい! と、強く思った」ということ。

これがその後の英語学習・トレーニングのモチベーションになるのです

 

【スタディツアー】

大学生向けにつくられたテーマのある留学で、比較的短期でもテーマに沿った学びの要素が濃く、目的をもった留学経験として就活でもアピール出来る内容です。春休みや夏休みの中の7日～14日間くらいでのツアーとなります。

【海外インターンシップ】

海外進出している日系大手企業の海外戦略を学び、海外の学生と議論しながらビジネスモデルを考える実践的なプログラムです。これも就活時には大きなアピールにつながる「ガクチカ体験」となります。

インターンシップとは少し違いますが、フロリダで学ぶ人気のスタディツアーもあります。費用は高額ですが、一生モノの体験になると思います。

ただしこれはTOEICスコア550以上が参加の目安になります。

 

【ワーホリ=ワーキング･ホリデー】

大学を休学し,半年～1年の期間で海外の語学学校に通い、現地でアルバイトして滞在費を賄うのがワーキングホリデー。日本と協定を結んでいる28ヶ国（オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、ハンガリー、台湾、香港 、ポーランド、オーストリア、ポルトガル、スペイン、チェコ、スウェーデン、イタリア、オランダ、リトアニア、ラトビア、エストニア、フィンランド、アイスランド、アルゼンチン、チリ)が対象で、ワーホリ・ビザが発給されます。この内英語圏はオーストラリア・ニュージーランド・カナダ・イギリス・アイルランドの5ヶ国。アメリカはありません。

一般的には初めの3ヶ月は現地の語学学校に通い、残り9ヶ月は現地の日本食レストラン等でアルバイト、などのパターンが多くなっています。

大学を休学するのは大きな決断ですが、その分、海外でのワーホリ経験は就活の時には極めて強力な武器にもなります。もちろんコミュニケーション能力も高まります。

ワーホリ・ビザが発給されるのは30歳まで。海外で働く就労ビザは貴重なので大学生の今しかチャンスはないかも知れません。

 

 

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