*2008/3/1から価格変更
 

マグロの「ネギトロ」はよく見かけますが、これは牛肉。十勝ボーンフリーファームで、環境にとことんこだわって育てた牛が原材料、北海道の大学生協食堂人気のオリジナルメニューです。牧場から工場まで、徹底した管理体制で生産された冷凍牛トロフレークを温かいご飯にのせ、わさびしょうゆ味のたれでお出しします。大学生協以外ではほとんど食べることが出来ない、こだわりの食材です。

すごい!手のひらに載せた白い脂肪のかたまりがみるみる溶けはじめる。まずこれにびっくり。脂肪酸組成が一般流通の牛肉と全然違う。 コレステロールは半分、良質の脂肪の目安となる不飽和脂肪と飽和脂肪の比率1.6倍。脂肪の融点が低く柔らかい。だから体に優しくて美味しい。温かいご飯の熱で馴染ませて食べるのが、より美味しく食べるコツです。

 
産地は十勝清水大学生協オリジナルのメニューで、組合員に大人気の牛トロ丼。
北海道十勝清水のボーンフリーファームでとことんこだわって育てた牛が原材料となっています。
 

生産者の斉藤さん

斉藤さんは初めは酪農を営んでいました。乳量を上げていくことにのめり込み、道内でも指折りの酪農家になりました。その頃から、なぜかナチュラルチーズを作ることが簡単ではなくなってきました。それは、その牛乳が微生物さえ繁殖できないものだということを意味していました。斉藤さんの飼っていた牛も、理由がわからず突然死ぬことがありました。死んだ牛を解剖してみると、肝臓がやわらかく、脂肪肝になっていたのです。生産量・コストを重視する近代農業の結果、知らない間に微生物も育たない乳牛を作っていたことに、斉藤さんは疑問を感じ始めました。そして酪農家から肉牛生産家への転身を決意したのです。
農業・畜産の原点に戻ろうと決意した斉藤さんは『ボーンフリー』ー生き物は皆生まれながらにして自由なのが本来の姿ーの精神に沿って、牛の自由に、自然に育て始めました。人間の都合ではなく、牛の都合を大事にし、牛を管理するのではなく、牛が健康になるためのお手伝いをする。そのため、この牧場の牛はストレスがなく健康そのものなのです。
 

ボーンフリーファームの牛は、夏場自由に太陽の光の中運動をします。好奇心旺盛な牛は、知らない人が来るとスキップをしながら見物しに来るとも言います。そんな自然な環境の中で健康な牛は育っているのです。

牧草は、牧場で取れたものを使っています。その他は全て単品で仕入れたものを自家配合し、牛たちに与えています。(普通は配合された餌が届けられる)ボーンフリーファームの牛の餌は他の動物用の資料と接触する心配のない安全な餌なのです。

土中の微生物のバランスが壊れてしまうため、化学肥料はできるだけ抑え、農薬は使用していません。だから土が安全です。ボーンフリーファームの牛たちが住む土には約百万の微生物がいます。この微生物が、体の免疫力を高めたり、バランスを整えたりする働きを持っているのです。

 

牛は本来草食動物です。通常、肉専用種の牛は、穀物主体(糖質主体)であること、肉色が濃くなるのを防ぐためにカロチンが豊富な牧草をわざと食べさせないこと、脂肪交雑(肉と肉の間にどれだけ脂肪が入っているか。いわゆる『サシ』)を良くするため特定のビタミン類を与えないようにすることなどが行われています。これでは健康な牛になるはずがありません。このように育った牛の内臓には相当のストレスがかかっているようで、肝臓(レバー)が食用にならない牛がたくさんいます。その点、ボーンフリーファームの牛たちは、こだわりいっぱい飼料を自由に食べているので肝臓も健康で張りのあるしっかりした組織をしています。

工場内はとても衛生に気を遣っています。肉の表面にはばい菌に汚染されていると考えられるので、清潔なナイフで丁寧に削り取ります。ナイフやまな板を変えながらの作業です。少しでも不衛生な取り扱いをしてしまうと、せっかく健康に育った牛も生食することができなくなってしまうのです。